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JFLラインメール青森FC 青木義孝選手・佐久間駿希選手「AOMORI GOAL VOL.77」誌面未掲載インタビュー
2022年10月21日
8月25日に発売した「AOMORI GOAL VOL.77」。JFLラインメール青森FCの連載ページでは、ピックアッププレーヤーとして今季新加入のDF8青木義孝選手とDF27佐久間駿希選手を掲載しています。
現在4位とJ3昇格が狙える位置につけているラインメール青森で、開幕から試合出場を重ね、攻守にわたり献身的なプレーと豊富な運動量で勝利に貢献している二人。
今回は、誌面で掲載できなかった彼らのインタビューをお届けします。
取材日/10月6日
(写真撮影時のみマスクを外しています)
DF No.8 青木 義孝 あおき よしたか東京都出身
生年月日:1998年9月2日
経歴:FC町田ゼルビアユース→拓殖大学→FC町田ゼルビア
DF No.27 佐久間 駿希 さくま しゅんき東京都出身
生年月日:1999年7月15日
経歴:成立学園高校→流通経済大学
-チームは23試合を終えて(取材時点)4位と、非常に良い位置につけています。今季ここまでの戦いを振り返って、チームとして、個人として、どのように感じていますか?
青木 チームとしては、立ち上げ当初はなかなかうまくいかない部分もありましたが、最近になって自分たちのスタイルというか、プレーがだんだん良くなってきたのが結果に出ているんじゃないかなと思います。自分としては色々なポジションをやらせてもらっているなかで、色々な面でプレーが向上してきています。それが今うまくはまっているので、個人としてはいいんじゃないかなと思います。
佐久間 チームとしては今本当に完成形に近いと思いますし、みんな1試合1試合、昇格のために頑張っています。自分のプレーとしては、試合に出させてもらっているので、仲間に認められるようなプレーを意識して頑張りたいと思っています。
-お二人とも、チーム加入1年目でここまでレギュラーとして活躍しています。
青木 僕の場合は去年Jリーグで1試合も出られなかったので、今年が勝負の年というか。人生を懸けて(このチームに)来たので、本当に必死にやって、やっと試合に出られたというイメージです。
佐久間 自分は大卒なので、初めてのプロの世界で。どうなるか本当に何もわからなかったですが、がむしゃらにやっていたのが、こうしてずっと出させてもらっているという結果につながっていると思います。
-ここまで5戦連続無失点、7戦無敗(取材時点)と、チームは非常に好調ですね。
青木 変わってきたなと思うのはみんなの気持ちの面でもそうで、昇格が見えてきたことが一番大きくて、いい方向に向かっていると思います。
佐久間 昇格という目標に向かってみんな一生懸命やれています。失点をしないためにみんな体を張っていますし、チームとしてしっかり守れて、しっかり攻撃できて、本当にいいチームになってきたという実感はあります。
-試合では自分のプレーのここを見てほしい、というのはどういったところでしょうか。また、どのようなことにこだわりを持ってプレーしていますか?
青木 ひたすらに、がむしゃらにプレーするというのが自分のプレースタイルなので、その熱量を感じてもらえたらうれしいなと思います。1プレー1プレー、相手に絶対負けない、という気持ちでプレーしています。
佐久間 自分が見てほしいところは、攻守の貢献度ですね。攻めるときは攻めて、守るときは守る、どちらもできるところを見てほしいなと思います。こだわっているのは、守備では一対一で負けないこと、しっかりカバーに入ること。組織としても守備を意識して、攻撃では点を取れるようにゴール前に走り込む、クロスをしっかり上げるとか、要所要所で一つひとつのプレーを丁寧にやることは意識しています。
-佐久間選手は先日のHonda FC戦でゴールも決めましたね。(82分の佐久間選手のゴールが決勝点となり1-0で勝利)
佐久間 あれは、たまたまです(笑)。たまたま自分のところにボールが来たので。
-その前のFCマルヤス岡崎戦(0-0で引き分け)でも、後半、佐久間選手がゴールに迫った惜しいシーンがありました。
佐久間 ああいうシーンを決めきれるようにならないと。今本当に、勝点が大事なので。あれを決めていれば勝点3でしたし、どちらかというと、勝点2を落としたと言っても過言じゃないと思います。
-では、プレー中、そしてピッチ外のプライベートでは、お互いについてどのように思っていますか?
まずは、青木選手から見て佐久間選手は。
青木 プレー中は献身的に走ってくれて、本当に頼りになります。
プライベートは、ちょっと生意気なんで(笑)。けっこう軽い感じで絡んでくるので、しっかり教育したいと思います(笑)。
佐久間 (笑)
青木 かわいい後輩です(笑)。
-では、佐久間選手から見た青木選手は?
佐久間 プレーではもう、すごく頼りになります。どこのポジションでもできるのと、ヨシくん(青木選手)が3人くらいいるんじゃないかと思えるほどの運動量なので。守備面でも攻撃面でも、どちらもありがたいと思っています。
プライベートは…そうですね、絡みやすいです(笑)。
青木 (笑)
佐久間 いい先輩なんで。絡みにいっちゃう(笑)。
-チーム公式ホームページの選手プロフィールで、「チーム内で特に仲の良い選手」という質問に佐久間選手は「隣人」と回答していましたが、隣人とは?
佐久間 菊池大樹選手です。隣なので、けっこう夜とかはずっと一緒にいますね。
-青木選手は榊原彗悟選手と書いていました。
青木 そうですね。青森に来た時に彗悟がよく絡んでくれたので、仲良くなりました。
-青森に来て8~9か月ほど経っていると思いますが、初めての青森での生活はいかがですか?
青木 徐々に慣れてきた気はするんですけど、やっぱりどこか行くとなったらまだナビ使っちゃいますね。まだ土地勘は掴めていないです。
一番いいなと思ったのは、ゴキブリが出ないところです。本当に虫が苦手なので…(苦笑)。
あとはやっぱり、涼しくて過ごしやすいです。東京に住んでいた時は海が遠かったので、海の近くに住めて良かったなと思います。気軽に海に行けて、ゆっくりできるのでうれしいです。
佐久間 青森の生活は、車があれば苦ではないですね。どこに行くにしても車が必要っていうのはもしかしたらデメリットなのかもしれないですけど、楽しく過ごせています。
あとは、海鮮が美味しいですね。
-青森の生活で大変だったことはありますか? 東京出身のお二人にとって、特に雪は大変だったのではないかなと思いますが。
青木 大変でしたね。運転するのが本当に怖かったです。毎朝雪下ろしからスタート、というのは初めての体験でしたね。
佐久間 そうですね。いい経験になりました(笑)。雪でグラウンドが使えないっていうのが一番大変です。あとは青森なので、アウェイの試合だと移動距離が長いっていうのも大変ではあります。
-今季、残る試合も少なくなってきました。今後の試合に向けて、どのように戦っていきたいか、意気込みを聞かせてください。
青木 もちろん昇格しなければいけないと思いますし、それに向けて今自分たちができることを100%、120%で試合に挑むだけです。1試合1試合、いい準備をして挑みたいと思います。
佐久間 昇格に向けて、みんなサボることなく試合をすれば、負ける相手はいないかなと思います。1試合1試合大事に、サボることなくみんなで頑張っていきたいです。
-最後に、ファン・サポーターの皆さんや、まだ試合を見たことがなくて「今度ホーム戦に行ってみようかな」と考えている方々などに向けて、メッセージをお願いします。
青木 いつも応援してくださっている方々にはもちろん感謝していますし、新しく見に来てくださった方々にも、楽しんでもらえるような熱いサッカーをお見せします。後悔はさせないので、ぜひスタジアムで応援よろしくお願いします!
佐久間 全部言われちゃった(笑)。
いつも来て下さる方には、これからもお願いしたいなと思います。自分たちは堅守が持ち味なので、新しく来る方には楽しいサッカーではないかもしれないですけど、みんなで頑張っている姿を一度でもいいので見てもらいたいです。ぜひ会場に足を運んで、応援よろしくお願いします!