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2月25日に発売した最新号「AOMORI GOAL VOL.80」。第一特集の「県出身者が挑んだ全国大会HERO’s STORY」の北海道大谷室蘭高校、松田 聖音を紹介!
2023年03月04日
2月25日に発売した最新号「AOMORI GOAL VOL.80」。第一特集の「県出身者が挑んだ全国大会HERO’s STORY」の北海道大谷室蘭高校、松田 聖音を紹介!
No.14 MF 松田 聖音
2年生 八戸市出身
前所属:ヴァンラーレ八戸FC→五戸SC
「苦手な部分を克服する」
全国でも通用するチームの武器を作り、自身と向き合い、ベスト4を目指す
北海道大谷室蘭高校の2年生、松田聖音は「第31回全日本高等学校女子サッカー選手権大会」に出場。初戦の京都精華学園高校戦でフル出場を果たすが、0ー2で敗戦。初めての選手権で結果を残すことができなかった。「自分はチームの軸となる選手」と自身が話す通り、2年生ながらチームの中心として引っ張ってきた松田の最後の年に懸ける思いとは。
初戦敗退で終えた選手権。改めて大会を振り返り、感想をお願いします。
率直に感じたのが、自分たちの攻撃のバリエーションの少なさと、個人個人の技術などが京都精華と比べると、すごく劣っていたと感じました。そこの部分が試合の勝敗に出たと思います。
2年生ながらフル出場。自身のプレーに関して、手応えはありましたか?
手応えはあまり掴めなかったというのが本音です。でも、自分の持ち味でもあるサイドへの展開はできていました。そういうゲームを大きく動かすのが得意なんですが、それは前半は何回かできていました。それを後半でも継続できていればとは思います。
全国大会を経験し、何か変わった部分はありますか?
自分はコミュニケーションを取るのが得意ではないです。試合中でもコミュニケーションを取らないといけないんですが、そういう部分でコミュニケーション不足とかがありました。プレー以前にそういうところを変えないとよくならないと思っています。新体制になってからは、コミュニケーションをしっかりと取り、後輩だけではなく、横の繋がりも大事だと思いますので、同級生にもしっかり喋れるようにすることを心掛けています。あと誰よりもボールを触っていられるように、フィジカル練習は欠かさずに取り組んでいます。
この経験を来年度に向けて、どう生かしていきたいですか?
今年度は自分を含めて、技術面が本当に雑なのをすごく感じました。全国では様々なチームがあり、走れるチーム、足元があるチームなどがあるなか、大谷室蘭で考えたら、魅力的な大きな武器は見えてこない。全国で通用するような武器が今年はなかったので、来年度はこの1年をかけて選手権までに武器を作り、ベスト4まで勝ち進み、ノエビアスタジアム神戸のピッチに立ちたいです。
(続く)