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JFLラインメール青森、中断期間明け初のホーム戦に挑む
2023年09月08日
1ヶ月の中断期間を挟み、9月から再開されたJFL。
9月2日にアウェイで開催された前節、0-0で引き分け勝点1を得たラインメール青森は、ここ4試合負けなしで3位をキープしている。
2位のソニー仙台との勝点差はわずか1。ただ4位クリアソン新宿とも勝点28で並んでおり、5位以下とも僅差で、1試合の勝敗で順位は大きく変動する。
中断期間明け最初のホーム戦を迎えるラインメール。ホームの熱い声援を受けて勝利を手にし、2位浮上となるか、注目の一戦となる。
第20節 9月10日(日)13:00~ @新青森県総合運動公園球技場
vs FCティアモ枚方
↓当日のイベント等についてはこちら(ラインメール青森公式)↓
https://reinmeer-aomori.jp/20230910jflsec20-event/-----------------------------
現在発売中のAOMORI GOAL vol.83では、若さあふれる攻撃陣をピックアップ。共に加入2年目のフォワード、重田快選手(写真左)と齋藤来飛選手(写真右)のインタビューを掲載しています。
開幕前のキャンプでも同部屋で仲が良く、お互いについて「生意気だけど可愛い後輩」(重田選手→齋藤選手)、「絡みやすくて優しい先輩」(齋藤選手→重田選手)と話す二人。
今回は誌面の都合で掲載できなかったインタビューをお届けします。
-お二人とも加入2年目ですが、去年より自分が成長したなと思うのは、どのようなところでしょうか?
齋藤「ゴールに向かう姿勢というのは、去年に比べて自分の中でも意識してやれているのかなと思います」
重田「去年は1年目でルーキーということもあって、好きにやらせてもらっていた部分もありました。ただ2年目の今年はチームのためにというプレーを自分の中で心がけていて、ハードワークするところや体を張ること、とにかくチームが勝つという部分に対してのプレーを増やしていけているというのは自分の中で成長を感じています」
-今季はチームに船山貴之選手や木戸皓貴選手といった経験豊富なFWが加わり、また新たに外国籍FWの二人も加入しました。同じFWとして刺激になる部分はありますか?
重田「キャンプの時点から船山選手と木戸選手とは一緒にやらせてもらっています。一つひとつのプレーのクオリティーが高いですし、取り組む姿勢というのは、プロとして長い時間やっているだけにすごくお手本にもなりますし、負けていられないという気持ちにもなります。外国籍の選手も今年の夏から入りましたが、自分たちにはないものを持っている選手なので、僕らもそういった部分を見習いつつ、負けないように競争してチーム力を上げていくべきと思っています」
-さらに競争が激しくなったなかで、どうやって自分をアピールするかということになりますよね。
重田「そうですね。各々特徴があると思うので、僕自身も自分の特徴を磨いていって、そこでチームのためのプレーを出すことができれば、おのずとチャンスは回ってくると思います」
齋藤「船山選手とは自分が高校3年の時、練習参加という形でジェフでちょっと一緒にやっていたので、ある程度プレーは見てきていました。(ラインメールでチームメイトになり)久しぶりに一緒にやれて、プレーの質はやっぱり高いですし、木戸皓貴選手も体が強くて(ボールを)おさめられるし、いいFW、いいプレーヤーなのかなと思っています。外国籍選手はまだそんなに長い時間一緒にやっていないですが、アグレッシブで、点を取ってくれそうな雰囲気はあるので、自分もいろいろな選手をサポートできるように、点に繋げられるようなプレーをしていきたいなと思います」
ジェフユナイテッド市原・千葉U-18出身の齋藤選手。ジェフで10番を背負いエースストライカーとして活躍していた船山選手とチームメイトになり、共にJ3昇格という目標に向かう。
船山選手の印象は「(当時から)変わらないですね」とのこと。
第11節、同点ゴールを挙げた齋藤選手を祝福する船山選手をカメラにおさめた。
-チームは今3位と、良い順位につけていますが、4位までに可能性があった昨季とは違い、今季は昇格するには優勝するか2位でプレーオフに進出して勝つしかありません。あともう一歩上に行くためにはどんなこと必要だと思いますか?
重田「今3位という位置につけていますが、今年はJFL自体順位がすごく詰まっていて、一回負けたら2、3位順位が下がるような状況です。今僕らの上にいるHonda FCとソニー仙台とはまだ試合が残っているので、直接対決を落とさずに、上位チームとの勝点差を埋めていけば、昇格はおのずと見えてくると思います。去年は奈良クラブとFC大阪に最後、後期の直接対決で二つ落としてしまって、その二つのクラブが昇格していったので。今年は勝ち切れるかどうかが昇格できるかどうかのカギになっていると思うので、必ず勝って昇格したいです」
齋藤「連勝すれば一気に順位が上がる。さっき快くんも言った通り、点差もみんな詰まっていて、いろいろな面で何があってもおかしくない状況で、ここでもっと連勝を積み上げれば絶対優勝は狙えるという順位には今いるので。『最低引き分けでもいいや』っていう気持ちで臨むんじゃなくて、『絶対連勝するぞ!』という気持ちで一つひとつの試合をやっていかないといけないと思っています。
お二人選手からは読者プレゼントとしてサイン色紙もいただきました。
AOMORI GOAL vol.83 78ページ掲載のQRコードからご応募ください。