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2月25日に発売した最新号「AOMORI GOAL VOL.74」から第一特集の「県出身者が挑んだ全国大会 HERO’s STORY」阿部 暖実/大髙 心/鎌田 くるみ(マイナビ仙台レディースユース)を紹介!
2022年03月09日
2月25日に発売した最新号「AOMORI GOAL VOL.74」の第一特集「県出身者が挑んだ全国大会 HERO’s STORY」では、今冬、青森県出身者の全国大会での活躍を紹介。県から全国に挑んだ者、県外に出て全国の舞台を踏んだ者。彼ら、彼女が歩んできた道を紐解き、これからについて語ってもらっている。ここでは、掲載している選手を少しずつ紹介していきます。
阿部 暖実/大髙 心/鎌田 くるみ
(マイナビ仙台レディースユース)
取材/文:小林健志 写真:松橋隆樹
No.2 DF
阿部 暖実
ケガに苦しみ保育士の道へ。3年間の経験は誇り
マイナビ仙台レディースユース1期生として3年間プレーした阿部暖実。攻撃的サイドバックとして、最高学年で集大成を見せたかったが、チームが結果を出す中ケガに苦しみ、卒業後は保育士を目指すことになった。
積極的なオーバーラップやクロスなど攻撃的なプレーを得意とする阿部。3年生となった夏の「XFCUP2021第3回日本クラブユース女子サッカー大会(Uー18)」は、チームとして全国準優勝という大きな成果を出す中、負傷で出場することができなかった。「ベンチにも入れず、外で試合を見ていました」という阿部だったが、「みんなはベンチ外の自分にも声をかけてくれて、円陣もベンチ外で外にいる私たちを入れてくれる感じで半円で組んでくれました。3年生のみんなが頼もしくてチームメイトで良かったと思いました」と、全国大会でのチームメイトの躍進を喜んだ。
(続く)
No.5 DF
大髙 心
守備の要として成長し、夏の全国準優勝の立役者に
この夏全国大会で準優勝と大躍進を遂げたマイナビ仙台レディースユース。その中でセンターバックやボランチの主力として活躍した大髙心。卒業後は山梨学院大でプレーし、引き続きプロサッカー選手を目指す。
「チームの中心となる選手に育ちました。足下の技術があり、ボールを奪われず、ボールを受けることを怖がりません。フィジカル面の体格の強さがあり、賢く守備ができます。要となる中盤で活躍し、試合を決定づけられる選手になりたいと言って貢献してくれました」と小川監督も絶大な信頼を寄せていた大髙。「今年はチームとしても結果を出す年にしたいと思ったので、夏は準優勝できて良かったです」と大髙自身も夏の日本クラブユース女子サッカー大会での準優勝を喜んだ。
(続く)
No.13 FW
鎌田 くるみ
最高学年で意地見せる。大学でもチーム一期生に
1~2年生はなかなか公式戦に出場できず悔しい思いを重ねた鎌田くるみ。しかし3年生では成長を評価され、最後の全国大会でゴールも決めた。春からは4月から女子サッカー部が設立される福岡県の日本経済大に進む。
シュラインから加入後1~2年生ではなかなか公式戦で結果を残せなかった鎌田。「入った頃は考えてサッカーすることを知らず、ついていくだけで精一杯でした」とマイナビ仙台レディースユース加入当初のことを振り返った。
しかし3年生になり、変わり始めた鎌田。小川監督は「拮抗した試合での出場機会はそれまであまり無かったのですが、3年生になってオフザピッチでの態度が変わって、前向きに取り組むようになりました。3年生だから試合に出したのではなく、出場機会は自分で掴んだものです。リーグ戦でも彼女のゴールで勝った試合もあって出場機会が増えていきました」と成長した姿を見せたという。
(続く)
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