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JFLラインメール青森、今季2度目の連勝なるか
2023年09月28日
J3昇格を目指す熾烈な争いの中で現在3位のラインメール青森。中断期間明けは2分1敗と苦しい戦いが続いていたが、ホームで開催された前節は先制されながらも3-2で逆転勝利した。
2位ソニー仙台とは勝点で並び、4位以下とも勝点差は僅か。1試合の勝敗で順位は入れ替わる可能性があり、目が離せない戦いが続く。
今週末ホームで迎える第23節は最下位の沖縄SVが相手だが、前期第4節で対戦した際は0-1でラインメールが敗れており、決して油断はできない。日本代表でも活躍した高原直泰選手兼監督は、現役選手としては今季限りでの引退を表明。この青森の地で、彼がピッチに立つ姿を見られるかにも注目だ。
第23節 10月1日(日)13:00~ @新青森県総合運動公園球技場
vs 沖縄SV
↓当日のイベント等についてはこちら(ラインメール青森公式)↓
https://reinmeer-aomori.jp/20231001jflsec23-event/---------------
10月25日発売予定のAOMORI GOAL vol.84でピックアップするのは、今季新加入のMF8山口和樹選手と加入2年目のMF20長倉颯選手。
今回は本日行われたインタビューから、前節についての振り返り部分をお届けします。
-まず今季ここまでを振り返っていただく前に、みごとホームで逆転勝利した前節についてお聞きしたいのですが…。(すると、微妙な表情を見せる長倉選手)
山口 聞かないであげてください(笑)。
長倉 ちょっと、個人的には…(苦笑)。
-それはもしかして、失点のところ…。
長倉 …そうです…。(※前半36分、長倉選手のところでボールを奪われて失点)
-それでも後半逆転し、追いつかれても勝ち切った素晴らしい勝利でした!
長倉 そうですね。前回の試合では、自分は前半で失点に絡んで、チームに迷惑をかけてしまいました。後半はそれを取り返そうという気持ちで、自分が点を取ってミスを帳消しにしたかったですが、結果としてそれはできなかったですけど、チームメイトのみんなが助けてくれて勝点3を奪うことができたので、みんなに感謝しています。
山口 中断明けから勝てていなくて、三重戦もああいう負け方をして(※試合終了間際の連続失点で敗戦)、チームが落ちかけたじゃないですけど、そうしたなかでチームみんなが一丸となって、2失点目をしても取りに行くぞという気持ちでできました。それでセットプレーも取れたので、良かったです。
-中断期間明け最初のホーム戦の観客数は400人台でしたが、先日のホーム戦では700人台に増えました。試合後のコメントで柴田峡監督も青木義孝選手も、観客からの後押しが力になったというようなことを話していましたが、お二人はどのように感じましたか?
山口 そうですね。僕らだけの力では勝てないと思います。ファン・サポーターも含めてのチームだと思うので、本当にありがたいですし、もっと僕らの力で増やしていければいいなと思います。
長倉 入場して観客席を横一列になって見たときに、やっぱりこの前の試合は中断明けのホーム戦に比べて人数が多いなと感じました。応援してくれる人が増えたのかなと実感しましたし、そのぶん僕たちもやらなきゃなっていう気持ちにもなったので、相乗効果じゃないですけど、来てもらったからには自分たちも期待に応えたい。サッカーを通して青森を一緒に盛り上げるという意味でも、いい関係性がみられて、いい方向に行っているんじゃないかなと感じます。僕たちはあとは結果を残すだけという感じで、それはチーム全体で思っていることだと思います。
1歳違いの山口選手(写真左)と長倉選手(写真右)。絶妙なコンビネーションで突っ込み合いながら、自身のプレーやお互いについて、青森での生活についてなど、楽しく話を聞かせてくれました。
サイン色紙のプレゼントもありますので、10月25日発売予定のAOMORI GOAL vol.84をどうぞお楽しみに!