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2月25日に発売した最新号「AOMORI GOAL VOL.68」から高校選手権で準優勝となった青森山田高校の『名須川真光』を少しだけ紹介!
2021年03月05日
2年生ながらワントップで全試合出場し、3得点を挙げる活躍を見せた
なすかわ まさき
岩手県出身
2003年9月16日生まれ 177cm / 71kg
夏の県総体代替大会決勝で、最前線の要だった古澤ナベル慈宇が負傷。このとき抜擢され、以降1トップの一番手を務めあげたのが名須川真光だ。1年生からセカンドチームで出場機会を得ていたものの、トップチームに入った時点でのFWとしての序列は四番手。それまでは「何の努力もしてこなかった」と本人は語るが、レギュラーと目されていた選手の怪我が相次いだことで舞い込んだチャンスを逃すわけにはいかなかった。「自分が変わらなかったら、他の選手にポジションを取られてしまうと思いました。FWとして何をしたらいいのか、色々なプレー集を見て学んで、あとは自分が苦手だった決定力を高めることを頑張って練習しました」。
当初はスタメンのプレッシャーに苦しんだが、徐々にこのポジションを自分のものにして、周囲からの信頼を獲得。代役という立場からの脱却を果たした。
プレーの特徴は安定したポストプレー、積極的なチェイシング、一瞬の動き出しで対面するDFを出し抜く機転といったところだろうか。強靭なフィジカルを最大の武器にして、前線にどっしり構えることも多かったナベルとは持ち味の違うプレーで評価を高めた。
(続く)
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