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大学サッカー通信

第24回 大学サッカー通信 ~堤 賢太(八戸学院光星高校→八戸学院大学4年)

2019年05月10日
第24回 堤 賢太(八戸学院光星高校→八戸学院大学4年)







つつみ けんた
青森県おいらせ町出身
下田FC ジュニア、下田中学校を経て八戸学院光星高校に入学。高校3年時にはキャプテンを務め、高校総体、高校選手権の決勝戦で青森山田高校に挑むが接戦の末に敗退。その後、八戸学院大学に進学すると、1年生から試合に出場し活躍を重ね、4年生となる今年はキャプテンとしてチームを引っ張る。
2018年度、北海道・東北選抜に選出され、第33回デンソーカップチャレンジサッカーに出場した。


青森ゴールVOL.34、35、37にインタビュー掲載。

取材日 2019年5月3日
場所 軽米町ハートフル・スポーツランド




「毎年、開幕戦は難しい部分がありますが、明日はしっかり勝点3を取って前期は全勝する気持ちで挑まないと、インカレ出場は難しいと思うので、しっかり勝ちを重ねて、勢いに乗っていきたいと思います」
 リーグ戦に向けてこう話した堤賢太。取材日はリーグ開幕戦前日ということもあり、少しピリピリした雰囲気の中、戦術、セットプレーの練習を主に行っていた八戸学院大学。そのお陰もあり、リーグ開幕戦はセットプレーから2得点を挙げ、東北大学相手に勝利を収めた。







 取材日の練習後、時折笑顔を見せるなどリラックスした表情を見せ、インタビューに応えてくれた堤。その眼差しは大学ラストイヤーに向けて、真っすぐに、目標だけを見据えていた。




初めて経験した大きな舞台

まずは、デンソーカップに参加して、感想、課題、通用した部分を教えてください。
 初めてこの大会に参加してみて、関東選抜や全日本選抜と対戦しましたが、自分的にも全く通用しなくて、打ちのめされた感じです。でも、それが刺激になって、ラストの1シーズン頑張ろうという気持ちになりました。
 課題は体の作り、フィジカルの部分をもっと上げていかないといけないと思いました。通用した部分はないに等しいぐらいレベルが違っていました。でも、落ち込むのではなくチームに戻った時に、その経験をチームに還元して、落し込むことができていると思います。


印象に残った選手はいますか?
 全日本選抜の上田綺世選手(法政大学)ですね。化け物です! 何しても上手い! 体も強いし、ジャンプ力も高い。シュートを打てば入る。日本代表になる人はこういう人なんだなと感じました。


 第33回デンソーカップチャレンジサッカーでは、1回戦で関東選抜Aチームと対戦。堤の出場はなく、チームも1-3で敗戦し順位決定戦に。関西選抜との試合で堤はフル出場を果たすが、0-5で敗戦。7・8位決定戦の中国・四国選抜チーム戦では途中出場を果たすが、0-2で敗戦し、8位で大会を終えた。



※2018/11 北海道・東北選抜選考会の時に撮影





大学生活を振り返る

八戸学院光星高校から八戸学院大学に進学し、一番感じた違いはどんな部分ですか?
 スピードと球際の強さがまったく違いました。最初はそこについて行くのが大変でした。


大学で一番努力した部分は?
 身体作りは、ずっと自主練でやっていました。しかし、デンソーカップの時に通用しなくて、まだまだ足りないなと痛感しました。見た感じで体が全く違いました。


大学でサッカーをするにあたって、気を付けていることは?
 大学は高校と比べて自由な部分が多くなるので、自分でしっかりとした心、目標を持って、自分自身で取り組んでいくことは気を付けています。周りに流されないで自分でしっかり貫くことですね。でも、自分も大学の空き時間で筋トレをしようと思っていても、面倒になり「今日ぐらいいいかな」と思ってしまう自分がいました。そういう時こそ「頑張んないと駄目だ!」と思うようにして、やっていました。







私生活で大きな変化はありましたか?
 車を運転しているので、一人の時間が多くなった気がします。その時はサッカーのことを考えて、色々なことを整理できているかなと思います。


現在4年生の堤選手。1日のスケジュールを教えてください。
 就活がある日は就活に行って、ない日は午前中に練習して、お昼を取り、午後はジムに行っています。授業はほとんど終わっているので時間が空くことが多いです。なので、持て余さないようにジムに行くようにしています。


大学に入り嬉しかったことは?
 まだまだ、サッカーの面白みや奥深さに気付くことができて、もっとサッカーが好きになりました。あとは、1年生から試合に出場できたことも嬉しかったんですが、やっぱり北海道・東北選抜に選んで頂いたことが嬉しかったです。


高校時代に学んだことが、活かされていると感じる時はありますか?
 畑中監督にはどういう状況でも、最後まで諦めない気持ちを教えて頂きました。江渡コーチからは精神的な面を指導して頂いて、苦しい時でも諦めないでしっかりやり切る部分は活かされています。1年生で試合に出ていましたけど、出られない時期、苦しかった時期に諦めないでやり切れたり、誘惑に負けないで心を持ってできていることは高校時代に教わったことが活かされていると思います。


高校でもキャプテンを務め、高校選手権青森県大会決勝戦では、青森山田高校相手に0-1と善戦しました。OBとして今の母校をどう見ていますか?

 2、3年前から青森山田以外にも勝てていないと聞いていて、佐藤コーチとかに会ってお話をさせて頂きましたが、実際、OBの僕たちには何もできない・・・。後輩たちには頑張ってほしいと思います。もう少しプライドというか、自覚を持ってやっていけば強くなれると思うので、頑張ってほしいですね。







これまでのサッカー人生で一番思い出に残っている試合は?
 高校3年生の選手権は今でも鮮明に覚えていますし、大学では、1年時の天皇杯県予選の決勝戦。延長戦でヴァンラーレ八戸に負けたんですけど、それも良く覚えています。やっぱり悔しい思い出が強いです。


卒業後については?
 サッカーは全くやらないわけではないですが、プロを目指す、本気でサッカーをやるのは大学までと思っています。



 大学での生活、母校への想いなど、高校時代から現在までを振り返ってくれた堤。本気で上を目指すのは大学で終わりと区切りをつけている堤は、東京、関東圏での就職を目指し今は就職活動に勤しんでいる。しかし、大学ラストイヤーに懸ける想いも強い堤は、この一年の意気込みをこう話す。

 「チーム目標は、インカレ出場です。個人的には、チームとして全国大会に出場したことがないので、全国大会に出て1勝できるチームになりたい、作っていきたいです。最後の1年なので、今までたくさん悔しい思いをしているので、今年こそはしっかり結果を出す形を目指し、今までサッカーを通じてお世話になってきた方々に、恩返しをして、しっかり結果を出して後輩たちに良い形で繋げて、最後の1年を終わりたいと思います」







 北海道・東北選抜の一員としてデンソーカップを経験。この大会を経て大きく成長した堤。センターバックとして守備はもちろん、キャプテンとしてもチーム全体をまとめて勝利に向かう熱い姿勢を見せ、チームの悲願でもある全国大会出場に向けて、歩き出した。







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※学年は掲載時点のものです。





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